優先的に訓読し、完全に理解しなければならない御言集
一体どの御言から訓読したらよいのか
訓読会が始まったのはいつからか改めて調べてみると、先生が訓読会を制定されたのは1997年10月13日となっています。
もうかれこれ25年の歳月が流れました。
開始当時は先生が率先して訓読会を主管され、わたしたちに見本を示されて、それにならって各教会でも訓読会が催されました。また、各家庭でも、夫婦で、家族で曜日や時間を決めて訓読をし、御言を日々の霊的糧にして生活しておられる方も多いことでしょう。
韓国語がわかる方であれば、御言選集を言語で訓読されておられる方もいるはずです。
いやいや、うちはやろうにもやれずにきたんだけど、最近やっぱり原点に返って御言を読み直そうと思っている。そういう場合、どの御言から取りかかったらいいかね?
こんな質問を受けたらどうされますか?
お父様が、天一国の経典、憲法、天道を教える教本、そして可哀そうな人類のための最後の遺言だと語られた8大教材教本を勧めますか?
3大経典(天聖経、平和神経、家庭盟誓)を中心とした8大教材教本は
●文鮮明先生御言選集
●原理講論
●天聖経
●平和神経
●天国を開く門真の家庭
●平和の主人血統の主人
●世界経典、
●家庭盟誓
「天聖経」はかつては目が飛び出るほどの価格で、いわゆる篤志家しか手にすることができませんでしたが、時代は変わりましたね。今では適正価格に落ち着いていますし、時折フリマに出品されたものを廉価で購入できたり、あるいはWEB上で見ることも可能になりましたので、気持ちさえあればいつでもどこでも目にすることができる環境となりました。
私は世界経典の中身を見たことがないのですが、ちなみに、それ以外の本のページ数を足してみると、ざっくり数えただけで約225000ページに達することがわかりました。(その95%はがお父様の御言選集600巻で占められています)一日15ページ平均で読むとして計算すると、ざっと40年はかかる分量です。
あまりにも膨大な量です!
しかも量だけでなく内容が難解であるために、すべて読み終えて、結局よくわからなかったとなれば、何のための訓読なのかということになりかねません。
では、一体どの御言から読み始めるのが良いのでしょうか。
実は、お父様はすでに1997年の段階で、私たち信徒たちの共通の悩みを察知され、指示を出して、これだけ読めばよいという本を作っておられたのです。それを「成約聖書」と名付けられました。
私だったら迷わず「祝福家庭と理想天国」から訓読することを勧めます。
成約聖書としてまとめられた御言集「祝福家庭と理想天国」
「成約聖書」と聞かれて、「知ってるよ」とすぐに答えられた方は御言をよく訓読され、霊的アンテナを高くしておられる素晴らしい方だと思います。
私が「成約聖書」の存在を知ったのは、成約原理初級講座を学んだ時でした。
1997年ファミリー10月号に劉孝元先生の奥様、史吉子先生の講話の中で成約聖書の話が登場します。ちょうど、訓読会が始まった頃の話ですね。
お父様は、「救援摂理史の原理観」と「宇宙の根本を探して」という重要な御言に加えて今回の講演では「真の愛を中心とした真の家庭と真なる宇宙」と言う題目を語られました。お父様は「真の家庭と私」を基礎としたこの三つの講演文を合わせて成約聖書の本を作るようにと言われました。
97年7月20日 東京杉並教会にて
と言って出てきた本が「祝福家庭と理想天国」という御言集で、Ⅰ・Ⅱとなって、全2巻で出ました。
この本を出した当時、お父様はどのようにおっしゃっていたかということが、UTS(アメリカ統一神学校)の呉澤龍(오택용)教授の出された論文の中にあって、ファミリー1998年1月号のP66に紹介されています。
「祝福家庭と理想天国」だけを教え、ほかのものは教える必要がないと何回も強調されました。ひとえにこれだけが、祝福家庭の生活の標準であると語られました。
「祝福家庭と理想天国」だけを教えればよい、この内容こそが、祝福家庭の生活の標準だ・・
ですから、この本の挨拶文をみると、当時会長だった江利川さんが、
「真理はあなた方に自由を得させるであろう」という新約の約束がこの本、即ち『成約の御言』の中で成就されることを念願します。
と書いてあるのです。
成約聖書の中身
この本の中にどんなことが書いてあるかというと、「祝福家庭と理想天国」(Ⅰ)では、冒頭に4つの講演文(文先生が説教の原稿を書かれ、お母様が講演で語られた御言)
「救援摂理史の原理観」
「宇宙の根本を探して」
「真の愛を中心とした真の家庭と真の宇宙」
「真の家庭と私」
そして「御旨の道」という小さな御言の短編集がありましたが、あの内容が、全部この中に収められています。
それから、「祝福と理想家庭」という全4巻の本の内容が全て収められています。
「祝福家庭と理想天国」(Ⅱ)では、ダンベリー刑務所で文先生が神山先生と共に読まれて編集して作って下さったという「御旨と世界」という本、これがそのまま名前を変えて第2巻になっています。
さっそく愛美書店に買いに行きました
「み旨と世界」は6500双くらいまでの祝福家庭の方ならほぼ全員もっているのではないでしょうか。
成約聖書の存在を知った当時(2006年)、祝福家庭と理想天国第1巻を所持してなかったので、講義を受けたあと、すぐに渋谷の松濤本部向かいにある愛美書店に買いに行きました。
改めて確認してみると、購入日は2006年3月25日だったようです。
ちなみに、現在(2022年2月)光言社では、祝福家庭と理想天国第1巻はPDF版となって販売されており、本としては、第2巻が書籍として購入可能となっておりました。
成約聖書を完全に理解しなければならない
「祝福家庭と理想天国」が成約時代の聖書として現れてきた本であり、最低この本は絶対読んで、この二冊に書いてある内容は基本的に完全に理解しなければいけない。この二巻に書いてある内容が理解できたら、実は、文先生のすべての御言が解るようになるといっても過言ではない、
このように講師が毅然とした面持ちで語られるので、
なるほど、ということは、すでに講師自身は「完全に理解したという基準に達している」ということなんだな・・
でなければ、わざわざ人を集めて講義することはできまい・・・
となると、暗号のように語られた御言をなんとしても解読する術を身に付けて、先生の御言を完全理解したい・・・そう強く思いました。
※祝福家庭と理想天国(1)はグーグルブックスで目次全ての閲覧が可能です。中身については2022年2月現在、完全にスキャニングされている状態ではありませんが一部閲覧可能です。
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朝日奈
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